NTT携帯電話TZ-803型A号移動機ショルダーホン

今頃になって入手できる機会に恵まれるとは思っていませんでした。

NTTが民営化され、ドコモと分割される前の頃、それまでレンタルのみだった携帯電話・自動車電話
初めて買取り出来るようになった機種との事です。
コレクターの間では、型番が長ったらしいので、TZ-803Aと書けば通じるようです。


以前、まだ携帯電話が中高生に普及し始めた頃だったか、この後継で片手で持てるようになった
TZ-803型B号ないしはTZ-802型と呼ばれていたポータブルホンをフリマ系イベントの会場で見掛けた事が
あったのですが、液晶部分にドリルで直径1mm程度の穴が開けられ、再利用出来ないようになっており
使えない物を買っても・・・と、当時思った事があるのですが、買っておけば良かった・・・。
TZ-80x型が売りに出されていた実物を直接見るのは、それ以来なような気がします。

使われてるネジはトルクスなんですよね・・・。どっかにあったと思うので、何れ中も見てみたいと思います。
本体には、免許証標が貼られているだけで、それ以外の型番等の記載は一切無いと思ったのですが、
本体が上下2つに分割出来て、下半分はバッテリーを収納するケースと、アンテナが内蔵されているようです。


技術基準適合証明や、銘板も、こちらに貼られていました。型番はTZ-803までしか記載は無いようです。

充電器には、対応の本体型番の記載があるのですが。
当然もう使う事は出来ない訳ですけど、ヘッドセットの端子とかは、何処かに情報があったと思います。
というのも、

右が、MIS11型衛星用可搬形陸上無線機、つまりドコモ・ワイドスター用衛星携帯電話の端末なんですが
何故ここに有るのか、という突っ込みは無しという事で^^;)
大きさは、ショルダーホンの方が一回り小さく、その分厚いので体積は殆ど変わらないようです。
重さも同じぐらいかな・・・。持って帰るのに少し持って歩いてきましたが、やっぱり結構重いです。
実際にはとても、常時肩に掛けて持ち歩くような物では無いですね(笑)

このように、確か衛星携帯で使うヘッドセットとも、互換性がある筈なんですけど・・・。
だとしたらせめてヘッドセットだけでも再利用してあげたいところです。

HT-03A機種変更の経済的な問題点

今日、ドコモショップに行って分かったのですが、だいたいの人が購入時に利用するであろう
機種変更時の31500円引きになる端末購入サポートですが、これが大変な問題で、
Bizホーダイダブルに加入しないと、適用にならないそうです。
(それ以外にも、ひとりでも割MAX50等、解除料が必要となる契約なども必要)


このBizホーダイダブルというのが曲者で、パケホーダイダブルと同様、通常の無料通話分
パケット料金には充当されなくなってしまいます。定額料金は500円ぐらいで、パケット料金の単価も
下がりますので、ある程度使うならばいいのですが、結局のところ、有料での音声通話を使わない限り
1000円が、全くの無駄になってしまいます。私の場合、2回線のうちの利用頻度の低い回線を
こちらに変更する考えだったのですが、根本的に使い方を考えないとならなそうです。
HT-03A、今使ってる折り畳み携帯なんかに比べて通話使いにくそうだったり、i-mode非対応ですから、
メインの、以前から使っている回線は、i-modeとか電話番号とかも、あまり変えたくないのですけども。


副回線ならば、普段は主に無線LAN経由で利用すれば、端末代だけで済むと思っていたのですが、
1000円の無料通話分で済むパケット通信のみを行った場合を基準に考えると、
無料通話分1000円+Bizホーダイダブル定額料490円の1500円近い額が毎月、
端末購入サポート終了までの、2年間で36000円無駄になる感じでしょうか。あくまで気分的な問題で、
実際、購入時に余計に支払うのはBizホーダイダブルの定額料*24ヶ月で12000円程となりますが。
何れにしても、決して小さな金額では無い気がします。


今日行った店(都内)では、先日の埼玉の店舗の33600円より安く28000円台の金額が
付けられていました。但し28600円とネット上で書いてある店では、前回機種変更より12ヶ月未満だと
6300円上乗せになると記載があります。ここらへんは、店舗によって若干の差があるようです。
一律同額にしているか、12ヶ月未満かどうかで差をつけているかという事なのでしょう。