アニメAIRのBlue-Ray Disc-BOXの画質について、

マスターソースがSDという事に、極一部では騒ぎになってるようですが・・・。
基本的に、現在のTVシリーズアニメに関しては、制作段階では「デジタルベーターカム」という方式のVTRが使われているものが
大半だそうです。スペック的には各自調べて頂ければ分かると思うのですが、通常のTV番組でも、本当のHD方式の物は極僅かで、
同様にデジベタで制作というのが大半というのが実情のようです。(多分ぼ〜っと見てると、あまり気にならない程度でしょう)
ビデオプロジェクターで100インチ程度にして見ていると分かるのですが、HDといえど一昔前の800x600程度のSD並みの
解像度のプロジェクタで表示させても、極普通のDVDソースと、HD(BSデジタル等の生中継)は比べると、
画質の違いは一目で分かる程に違いますから、ソースがデジベタ程度でも、DVDのプログレッシブに比べても、
十分、期待は持てそうな気がします。後は、アップコンバーダーの性能次第でしょうか。
Kanonは是非フルHDで制作して貰いたいものですが、実際問題どうなるのでしょうか?


HD制作のアニメについても、基本はデジベタで制作されているようです。アフレコ・音声・効果音を画像に同期させて
ダビングする等の作品として完成する段階までは一緒のようで、その後に更にHDで画像を制作して、SDに同期させて
編集させてるような感じのようです。だから制作費も高くなるのでしょうが。
私も最近知ったのですが、フィルム映画の製作も似たような段階で編集しているらしいです。
ビデオでもって一度編集作業をして、それに合わせて実際のフィルムを切り貼りするんだそうで・・・。