PLC問題とアマチュア無線への理解について

ふと考えた事です。
どうも、ここ数日、ネット上の掲示板等への投稿を見ていて思うのですが、
PLC問題というのとは一緒にしてしまうと語弊があると思いますが、「何でハムの為だけにPLCを禁止するのか」
という類の意見を見て、気がついたのですが、
アマチェア無線という趣味への理解が、ここ10年程、携帯電話が普及する前と比べ、
得られにくくなったという事も原因にありそうな気がします。


JARL等の無線関係の許認可や検査をしている関連団体が関連省庁の天下りの受け皿という事も、去ることながら
携帯電話があるのに、何でわざわざ不便な物使っているのという、偏屈者という見かたをされてる気がします。
自分の理解出来ない事を、やっている人を異端視するという点、昨今のイジメ問題にもつながる気がしてなりません。
ちょっと考えすぎでしょうか?
でも、無線をやってない人たちに対して、もっとアマチェア無線と言う趣味に対して
その意義を理解してもらう努力はしておいても損は無いとは思いますけれど。
以前は、King of Hobby(趣味の王様)などとも言われましたけど、今はどうなんでしょうねぇ


PLC問題そのものについても、世間にアマチェア無線という趣味そのものへの理解を深めてもらうような
行動を取るのが、一番近道な気がします。
PLCを一律禁止するという事だけでなく、共存という道もあるのではないでしょうか。
その為には、かつてアマチェア無線等が、近隣住宅に対してTVIを起こした時のような対応の窓口を
PLCに関しても、行政やメーカーが対策の窓口を儲けるのが大前提ですが、
それさえ行われて無いというのも事実なのは確かなようですけれど。
少なくとも現時点、PLCは電波法の監視下にある訳で、妨害があると電波利用者から異議があれば、
PLCの利用を停止する権限が行政にはある訳ですから。
あまりヒステリックに一律禁止というスタンスでは、お互い理解は得られない気がします。


それにしても一番の問題は行政にあるのは確かなようです。方や電波利用料(電波利用税)を徴収しておきながら
この対応は無いよなぁ、とは正直思いますね。PLC機器から取ってるのかは良く知りませんけど。
行政が機能しないという事は、そのまま政治が悪いという事に他なりませんが。