PSE問題の二階俊博元経産相、国民年金グリーンピアの民間売却に関与

ここ数日来、複数のマスコミ報道(東京では土曜日に日本テレビNNN系等)
にて報道されてるので、ご覧になった方も多いと思いますが、要約するとこうです。


国民年金の積立金を使い建設された全国にあったグリーンピア(リゾート施設)が、小泉政権の下
地元自治体等に格安で売却されましたが。
そのうちのグリーンピア南紀白浜について、自治体は”香港BOAO(ボアオ)”という会社
日本テレビ取材にて、香港本社は実際に実在しないペーパーカンパニーという事が判明)
が、10年の転売禁止期間における1億6千万のリースの後、無償で同社に譲渡という条件で、
同社が50億を掛け2005年中に事業化、雇用を創出するという約束にも関わらず現在全くの手付かず。
しかも、香港BOAOへのリース・売却の決定には、あのPSE問題で国民に大きく反感を買った二階俊博議員が
関与(これについては国会でも本人が証言)その時点、実際多数の企業から問い合わせがあったにも関わらず
本来行われるべきの払い下げにおける競争入札が一切行われておらず
国からのグリーンピア払い下げの決定以前に既に複数回、那智勝浦町長がBOAOと接触をしていた
(これも取材・証拠提示にて本人がやっと認めた)という事のようです。


今回の件はグリーンピア南紀白浜についてですが、国会代議士の関与が明らかになった以上、
他のグリーンピアについても、売却の関与に裏工作・裏金が関わっている可能性があるようです。
結局のところ、政府与党自民党、そして小泉政権のの推し進めた事は、
国民の血税・年金を私物化する為だったという事が明らかになったという事と思います。
言うまでもなく、これは南紀・和歌山、那智勝浦だけの問題ではありません。
日本全体、そして年金を支払っている国民全体の問題です。もっと大きく問題にするべきです。


そして時を同じくして今日は、統一地方選後半戦、
私のところでも練馬区長・練馬区議会議員選挙、そして再来月には国政選挙、参議院選
の投票が行われようとしています。誰に投票するかは、慎重の上にも慎重を期したいと思う次第です。
是非皆さんも、投票所に足を運んでみて下さい。