金融不況と、春以降のアニメ放送枠

業界関係者から聞いた話ですが、かなり深刻な状況となっているようです。
今までは近年、140本/月という数、制作されていたアニメが、
月40本にまで減少しているそうです。放送枠そのものが減少するかは不明ですが
とかく、新作が減ってゆくのは確かなようです。時期的に現在の話なので
影響は春からになるのではないでしょうか。
アニメの視聴者だけでなく、業界への就職を考えてる方なども、状況を見極める必要がありそうです。


これとは全く関係無いですが、建設業界も春以降の仕事が全く入らない(設計や、施工)
状況なのだそうです。マスコミで伝えられているものは現在の状況だけですが、
個々の業界では、それ以上の影響が現時点出ているように思えます。


話を戻しますが、現在のアニメ放送に至るまでのビジネスモデルを考えると、
放送局が制作資金を出して放送する形式だけでなく、各プロダクション・スポンサーが資金を出し合い
その後、放送だけでなくDVD、グッズ、原作コミック販売の拡大等によって資金を回収、利益を得る
という様式が殖えてきている事から、純粋に資金繰りの問題だけなのかもしれません。
昨年末、マスコミで取り上げられていた、中村雅俊主演の映画作品「ふうけもん」などの事もありますので
残念ながら、似たような事例が今後、多発してくる可能性も高そうです。
ヲタクを自称する(私は認めませんが)どっかの国の首相と言われている人は、全くあてになりそうもないので(苦笑)
業界関係者の方々に、それぞれ頑張って貰うしか無いのでしょうか。
結局は、自動車業界の下請け町工場も、アニメ産業も一緒なのだなぁと、つくづく思う訳で・・・。