PC-Z1他、ARM搭載機に望むこと

Sigmarion3を購入した頃に、PC-Z1が出ていたとしたら、きっと購入してたんでしょうが
最近、何故かARM搭載機に、あまり興味がわきません。
ふと考えてみると、自分なりに理由が分かりましたので、書いておきます。
というのは、時期を同じくして発売された工人舎Windows XP搭載PM1WX16SAみたいに、
標準的なBIOSが載っていないという事です。PM1なりWindows機(AT互換機)であれば、
OSに飽きたり、新しいOSが出た時には、容易にOSが入れ替えられるのが、当たり前です。
ところが、ARM搭載PDAでは、それが出来ない。ハードウェアススペック的にも、
例えばSigmarion3にLinuxを載せたり、Zaurusリナザウ)にAndroidを載せたり
という事が容易に出来ても、不思議な事では無い筈です。
そういった事が出来ないのが、ARM搭載機なりPDAの衰退を招いたのではないでしょうか?
その現在においても、当時のMS-DOSの動く86系アーキテクチャのAT互換機タイプのPDA
比較的高値で取引されているような状況等、裏付けとなる現象も実際有ります。
今後のARM搭載機には、何か仕様の公開された標準的なBIOSのようなものが搭載されるべきです。
そうでないと、BIOSから含めて開発できる環境を持ってないと、OSを触る事は容易では無さそうです。
ZAURUSであれば、まだKernelの入れ替えやら出来ましたが、
X-Windowの動作するディストリビューションlinuxを載せたりする時は
本体BIOSに相当するSSDを書き換えねばならず、リスクが高かった覚えがあります。
それが、本体内SSDなり、CFやSD上にあるOSを読み込む仕様になっているだけでも、かなり違う筈です。
メーカーの人には、考えて貰いたいところです。