新型VAIO P VPCP119KJ店頭試用レポート

新型出てたんですね、知りませんでした。ネットでも全然話題を見ないような・・・。
その理由は、触ってみて分かりました。そんな訳で、本当のファーストインプレッションです。
旧型VAIO Pと比べて、筐体が如何にもプラスッチックという感じ、店頭に展示してあったのは
オレンジだったのですが・・・。以前NECのノートで、そっくりな色の機種がありましたね。
可愛いなぁとは思うんですけど。あと、液晶パネルのヒンジがちょっと柔らかい感じです。
2台共同じでしたので、不具合や個体差という訳では無いと思います。
性能的にも、良い悪いは抜きにして、旧機種から変わり映えがしません。


ATOMで十分な用途が多いというのは、分かるのですが、中身が、殆どというか全く変わってないのに
外見やOSが変わっただけで、SSD64Mで、いまだに10万円近い値付けをするという事が理解しがたいです。
それでなければ、もうちょっと現実に即した性能アップをさせるべきだと思うのですが。
かねてから登場が噂されている新型ATOMや、高性能GPUも未だに搭載されないのは、どうしてでしょうか。
インテルや大手メーカーの戦略だとすれば、それはちょっと出し惜しみが過ぎるのではないでしょうか?
正直、個人的にも、Z530やN270採用機には食傷気味です。
もうそろそろ、何か新展開があってもいいと思うんですけど・・・。


テキストの表示速度は旧モデルと違い改善されているようですが、以前と同様DOSプロンプトで
DIR C:\WINDOWS\SYSTEM32の表示で12秒程です。手持ちの同じWindows7LOOX U90Gと差がありません。
ちなみに、半額以下で買えるCPUがCeleron DualCore SU2300のネットノートだと、2〜3秒程です。
やっぱり、そういった面でも、今更という気がしてしまいます。
バッテリーの持ちは、JEIDA測定法で5.5時間との事なので、
実質では2時間ちょっとというところだと思いますのでここらも以前と変わらないのでしょうか・・・。
それでも重さ500gで、公称4.0時間、実質2時間程度のLOOX U90Gよりは持ちそうですけど(笑)
更にいうと、実質動作速度が数倍速いSU350のCF-R8は重さが940gで稼働時間は8時間(実質4時間)です。


お金が有り余っているか、外見やデザインだけで選んで後悔しない自信がある方、
そして、熱狂的なVAIOファンにしか個人的には、お勧め出来ないような・・・。

SONY VAIO Pシリーズ P119 Win7HomePremium 32bit オレンジ VPCP119KJ/D

SONY VAIO Pシリーズ P119 Win7HomePremium 32bit オレンジ VPCP119KJ/D

SONY VAIO Pシリーズ P119 Win7HomePremium 32bit ホワイト VPCP119KJ/W

SONY VAIO Pシリーズ P119 Win7HomePremium 32bit ホワイト VPCP119KJ/W

SONY VAIO Pシリーズ P119 Win7HomePremium 32bit ピンク VPCP119KJ/P

SONY VAIO Pシリーズ P119 Win7HomePremium 32bit ピンク VPCP119KJ/P