電気用品安全法、24日の発表について雑感

はっきりいって不愉快です。これで問題が解決と書いてらっしゃる方もいらっしゃるようですが、
基本的に何も解決はしていません。
それについての多数の問題点は既に多数あちこちで出ていると思いますので、言及しませんが、
憲法判断を行おうとしない最高裁判決を彷彿とさせる感じがします。
唯一完全解決と言えるのは、既に販売済みの中古・在庫品(デッドストック)においては
適用しない事を明文化する事しかありません。
ただ新品・中古の区別についても、法律ではっきり決められるとは、とても思えませんので
結局の所、こんな法律やめちゃって新しくちゃんと作った方が世の中の為です。
新品と中古の区別を法律に委ねるとなると、著作物再販制度というい時代錯誤の法律が
今もってまかり通る書籍やCDと同じ事になりかねません。
これらも、新品を中古という事にして流通を・・・。まぁ、ここでは敢えて言いませんが
結局の所は「財産権の侵害」それ一言で片付く簡単な事なのだと思います。
それを訳の分からない複雑な問題に拡大させてしまってるのは、経産省の責任です。
その言いなりになって法律を作った立法府、政府与党にも当然責任はあるでしょうが
ただ今回に限って言えば、本当の原因は、経産省そのものではないでしょうか?(OB含む)
そもそも国会なんてのは、官僚の天下り組織に他なりませんので。
国会議員の中に、官僚の天下りが、どれだけいる事か・・・。小泉チルドレンが具体例です。