SONY SB-V41G AV切替器 故障&修理

先日、表題のセレクター(RCAピンタイプ)を入手したのですが、映像&音声L-Chが出ないので
そのままになっていたですが、分解したところ案の定、RCAジャックのつけ根のハンダに
クラックが入っていた為でした。
構造を見てて気になったのですが、普通こういうコネクターって基板に刺さる部分が
少し太くなっているとか、基板の表面側が少し出っ張っているとかして、反対側を
ハンダ付けすると、出っ張りと、ハンダで基板を挟んで固定する感じになり
強度的に補強する構造にするのが普通なのですが、このコネクター
単に真っ直ぐになってて、何かの拍子で無理な力が加わったりすると、そのまま
ハンダ部分に力が掛かってしまう状態でした。
肝心の切替スイッチは、ちゃんと単体のスイッチが使われており(安物だと
ケースと一体形成のものとかも)決して悪い物では無いのですが、
あまりにも基本的な所が、なってないので・・・。
メーカーの人が、見てたら新しいロットのものは、改善して欲しいものですね。
これ自体、中古で入手したものなので、現在売られてるものは改善されてるかもしれませんけど。
少し前に他にも同じ機種のジャンクを見掛けたので、同じ故障かも。
とりあえず、現在はハンダを補強して、無事使えるようになっています。
入手した物は、幸いハンダの盛りが少なくてクラック入っただけで済んだみたいですが、
あまり、ちゃんとハンダ付けしちゃうと、今度は基板のパターンにクラックが入りそうで恐いです。
出っ張りの代わりに反対側に少しハンダ盛っておいた方がいいかもしれません。