デル・ノートＰＣソニー製バッテリ−回収問題

米Dellが全世界で、ＳＯＮＹ製バッテリー使用機種の回収交換を発表しましたが、
問題はＳ製バッテリーセルそのものにあり、Ｓ社が費用負担する事になるとの話ですから
充電回路の問題で無いという事になりますので、何れノートＰＣに限らず、他社製品に波及するのは
確実だと思いました。

今までも、Ｓ社自体、バッテリー不良の回収は何度も行っており、例えば今回とはセル自体の形状が違う
デジタルカメラ付属DSC-P1付属NP-FS11タイプ（メーカーはバッテリーの不良とはしていませんが、他の不具合と
一緒にバッテリーも回収交換されており、また明らかに同形状のNP-F10を含め不良率は異様に高く、
比較的大電流を流すDCR-PC1等のビデオカメラで使用した場合には殆どのものは数回の充電で駄目になりました。）
また、ノートPC用としても多用されている今回と同タイプのセルと推測される18650タイプ採用のビデオカメラ用
NP-F550/NP-F750
業務用・放送用ビデオカメラに使われるBP-L90等です。（これはセルが単一電池程度の大きさ、分解した事あるけど）

何れも発熱・発火の恐れがあるとしていますが、同時に後者のバッテリー等は既に同容量タイプ（製品として）
製造が中止されており、代替製品はNi-MHをラインナップにとしている事などから、
何らか大きな問題を含んでいる気がしてなりません。
ウチのも、疑がわれるＳ社のリチウムイオンバッテリーが使われている製品がゴロゴロしてる訳で
本当に問題が無いものなのか、既にデルの発表を受け自社製品問題が無いとして発表している
数社のノートＰＣ製造メーカーを含め、懐疑的にならざるおえません。