PLC反対派の方々へ、PLC普及の可能性

まず、純粋に技術的な話を考えると、インピーダンスマッチング、ODFM技術、
カレントループ等の技術を組み合わせれば、十分に外部への漏洩の少ない物は出来ると思います。
但し、これはコスト面を考えないで研究した場合の話です。
コストについては、何れ時間が解決する事になるでしょうが、今回の機器も1セット2万円という
価格から考えても心配する程、普及するようには思えないのですが。


反対派の方々が多数いらっしゃるようですが、ただ反対というだけでなく、
海外では普及しているのに何故か国内では流行らない
Bluetoothや、無線LANの啓蒙活動をするというのは如何でしょうか?
やはり何かしらの代替手段は必要だと思うんですよね、
ただ反対するよりは現実的かつ、実現性が高いと思うのですが。


私自身、アマチュア無線の免許も持っていますが(局免は切らしてますが何れ再開局予定)
あまり神経質になる事も無いような気がします。
というのは、現在LANを、お使いの殆どの方は、ツイストペア線を使った10BASE-Tや100BAE-TXぐらいしか
使った事が無いので、あまり実感が無いかもしれませんが、旧来の同軸線を使ったLANでさえ
かなり不安定なものでした、ましてや、ただの平行線を使った電力線で(規格上)100MBpsを伝送するというのは
かなり難しいというのは、体感として理解しているつもりです。外来ノイズ、誘導ノイズ、その他etc...
最低限、現在のツイストペア線LANと全く変わらない速度と安定性が得らる事が前提であり、
その上で考えても、むしろ無線LANのハイパワー化、bluetoothの普及の方がユーザーの利便性は明らかなので。
時代はワイヤレス(電話だって携帯電話ですからねぇ)恐らく普及には至らないのではないかな、と考えています。


本当の意味でユビキタス社会を実現させるのだとすれば、国策としてプロバイダ、その他通信費用は全て無料
(といっても税金で賄う事になるでしょうが)、無線でも、衛星回線でも、光ファイバー
それとも、そこらのコンセントに機器をつないでも何でもいいのですが、
それだけで無条件にネット接続、当然100%の透過性が前提で、そのぐらいやってくれないと、困ります。
既に、色々な次元でデジタルデバイドの問題も起こり始めて来ている気がします。
取りあえずIPv6でさえ、未だに、この調子では・・・。
これでは恐らく最低でも数十年単位の年月が必要になりそうな感じがします。