AVOX CM3-500B MP3プレーヤーの解析

以前入手したまま放置してあったUSBでの認識が不調なMP3プレーヤーですが、分解してみました。
キーデバイスは、SU30と同じST3410が使われていました。(ST34010B)
基板は2枚に分かれており、片方の基板には、やはりSU30(韓国製NMP-412X OEM?)と同じ
FLASHモリーSAMSUNG K9F2G08U0Mが2個と、金属で覆われたFMチューナーらしきユニットが
載っています。おそらくCM3-200B(256MBバージョン)との兼ね合いだと思います。
この基板を外して、USBに接続したところ、PLAYボタンを押しながら電源を入れた時と同じく
「プレーヤーリカバリーデバイス」として認識される事が分かりました。
この名称で認識されたのは以前他のSTMP3410を使ったMP3プレーヤー(Rio Unite130等)
のドライバーを組み込んだ事がある為と思われます。
つまり、きちんとSTMP34010として認識はされるようです。
以前別途入手したCM3-200Bと基板を入れ替えれば使えるようにはなりそうですが、
肝心の512MBフラッシュ基板を付けると、また「不明なデバイス」として認識されてしまうので
一工夫必要な感じです。USBに接続したまま基板を付け替えて、USBメモリーとしてフォーマットすれば
何とかなりそうな感じもしますが、まず部屋の何処かにあるCM3-200Bを見つけなければなりません。
この実験結果を見る限り、STMP34010BにはFLASHモリーは内臓されてないようです。
少なくともファームはSAMSUNG製のメモリーに書かれてる感じです。
ライセンス的に問題が有りそうですが、SU30のファームが使えれば何とかなりそうな気も
しますけれど、FMチューナーユニット等に互換性があるか分かりませんので、
ガラクタと化してしまう可能性もあるので、どうしたものでしょうか。
発売元のセントレードでは一切、ファーム等は提供してないので、どうしようも無いようです。
正常に動く奴からファーム抜き出してコピーすればいいんでしょうが・・・。


この後、Unite130やSU30のファームアップデートユーティリティを動かしてみましたが
何処かで判別しているようで、対応機器を接続している事を認識せず、書き換えには至りませんでした。


Rio SU70 512MB > 一番のお気に入り
SIGNEO SN-A250 > 256MB これも中々良く出来ている
AVOX WM3-256S > 256MB 乾電池動作
HDMP300/HD4 /EVERGREEN製MICRO DRIVE内蔵MP3(曲によりノイズが入る・・・。デコーダーのバグ?)
他に、CM3-256Bと、CM3-512Bがある訳ですが、構成は皆、似たり寄ったりみたいです。
減らしたつもりだったのに・・・。なんか、いつの間にか増えている^^;)