アル・ゴアと原子力発電、地球温暖化「不都合な真実」

昨日、テレ東系のWBSにおける報道にて、地球温暖化問題を機に久しく下火だった原子力発電の
建設ラッシュがアメリカの30基を初め・中国を始めとする国で持ち上がっているとの話題を扱っていました。
アメリカ?ピンと来たのですが、ビンゴでした。


不都合な真実」で有名な、そして今回のノーベル平和賞の受賞者アル・ゴア元副大統領は、
二世議員として、それまで原子力発電のみならず核兵器開発の推進を行っていたそうです。
それだけではありません、ちょっとネットで検索しただけで、地球温暖化キャンペーンをする理由が分かりました。
コレこそ本当の「不都合な真実」ではないだろうか。


アル・ゴアの、あからさまな偽善的行動には最初から、うさん臭さを感じて、同意できかねるものがあったのですが、
案の定でした。よくまとまっているサイトがありましたので、ご紹介させて頂きます。
まだの方は、是非見てみて下さい。
「オルタナティブ通信・ゴア元副大統領の映画「不都合な真実」の不都合な真相」
「ゴア・原子力Google検索結果」


こんな人が、ノーベル平和賞を取ってしまう世の中には、本当に絶望します。


地球温暖化については、こちらで紹介されている700年周期説を始め、反対意見も存在します。
「いつもありがとね・アル・ゴア氏にノーベル平和賞」
「Hatenalabo:AnonymousDiary アル・ゴアに不都合な真実」
「池田信夫 blog アル・ゴアにとって不都合な真実」
どちらが地球の本当の姿かは、各自が判断するべき事だと思います。


原子力発電所の建設は、チェルノブイリや、スリーマイル以降アメリカでは30年間新規の建設は行われておらず、
欧州等を含めても日本ぐらいでしか行われていなかった為、アメリカでの需要は全て
日本の企業、東芝、日立、三菱重工の3社や、それと提携した米・GE社等の独壇場となる為、
一切、この事が報道されないのも、その為のようです。以下のサイトが参考になります。
「株式日記と経済展望・原子力発電所をつくれる技術をもっている会社は日立、東芝、三菱の三社。」


上記サイトより引用させて頂きますが、

そこでふと気がついたら、世界で最新式の原子力発電所をつくれる技術をもっている会社は三つしかない。全部、日本の会社です。すなわち、日立製作所東芝三菱重工業。あとは日本の三社と提携している会社だけ。
・日立+ゼネラル・エレクトリック(米)・・・・・・戦略的提携
東芝ウェスチングハウス(米)・・・・・・東芝が買収
三菱重工+アレバ(仏)・・・・・・技術提携
 この三つの連合だけです。言い換えれば、全部日本が押さえている。いまアメリカは原発を三十基ぐらいつくりたいといっておりますけれども、そうするにはどうしたって日本の手を借りなければならない。ドイツが「ふたたび原発を」といっても頼みにできるのは日本です。これからは日本の三社が中心になって世界中の原発をつくることになるはずです。

 したがって私は、今後は日本を中心にしてふたたび「重厚長大の時代」が復活すると見ています。

 中国の原発にしても日本の技術を借りなければならない。またパイプラインだ何だといっても、その技術をもっているのは新日鉄住友金属にかぎられる。

先日、日経平均と同様、原子力発電関連企業の株価が特に急騰した事を聞いた時に気が付くべきでした。
既設の原子力発電所についても、40年という寿命があるらしく、建て替えをする必要があり、
その更新時期ラッシュは迫っていることも、要因の一つのようです。これは日本の原子力発電所も同じようです。
京都議定書、排出量規制や排出量取引といった事柄も深い関係がありそうです。
「田中宇の国際ニュース解説・アメリカの原子力発電と地球温暖化」