吉野家原料輸入元ナショナルビーフ社、米国産牛肉から危険部位「脊柱」発見

吉野家の牛丼は、BSEで販売を停止してからは、一切食べてないのですが、
ほんと、今まで一切食べなくて良かったなぁと、改めて思います。
ただ、これを発見したのは吉野家が全数検査をしていたからなのです。
その前に輸入元の伊藤忠商事等、6度の検査をすり抜けて来たのは、紛れも無い事実です。
今回については、悪いのは危険部位を発見して公表した吉野家ではなく、
それまでのナショナルビーフ、全数検査をさせない米政府、米農務省の責任で有ると言えます。


同社の牛肉は、吉野家以外でも、販売等しているところがあるそうですが、
そちらは販売を停止、全て撤去すると言っていましたが、吉野家は在庫分の販売は
引き続き継続するという事、ほんとに大丈夫でしょうか?


吉野家については、米国産牛肉に執着する経営姿勢に疑問を感じましたので、
販売再開前、牛肉の輸入が一切禁止している間は豚丼だけの時は利用していたのですが、
米国産牛肉を利用しての牛丼再開以降は店自体1度も利用してなかった気がします。


今回は、流通現場の人が発見して、報告したからこそ、明るみに出ましたが、
隠匿されていたとしたら、どうなっていた事か。現場任せでなく、
ちゃんとした第三者機関での全数チェックがされるべきではないかと思います。


前にも書いていますが、本当に、米国産牛肉でない国の牛肉や、加工食品として売られている牛肉が
本当に、米国産牛肉でないか今でも疑心暗鬼です。
最低でも、米国産以外の、○○産ビーフと明記してないような物(加工品とか)は買っていませんが、
それに牛肉自体、なるべく避けるようにはしているのですけど、加工食品に原材料として使われていたり
味付けにエキスとか、そんな話になってくると、ほんと食べる物無くなってしまいますから。


昨年のミートホープ社の事件だって、内蔵を肉として売ってたり、
腐った肉を再生したりなんて事をやってたぐらいですから、
売れなかった、古い米国産牛肉や危険部位を混ぜたりしてたのではないかと心配になってきます。
今でも他の会社で同様な事がされていても、全く不思議は無いと思えます。
心配のしすぎでしょうか・・・。


以前にも書きましたが、アメリカ、アメリカ農務省というのは、
クリークストーンファーム・プレミアムビーフ社が、自社で折角検査機器を購入等して、
全数検査で出荷すると言っているものを、差し止めたりするような国です。(詳しくは、こちらに)
それを追認して輸入を再開させた政府自民党も同罪である事は言うまでもありません。
そんな国の牛肉は一切、輸入するべきではないと今でも思っています。
というか、即刻一切の輸入を停止するべきです。


知らない人が多いかもしれませんが、米国産牛肉は、BSE問題だけではありません。
アメリカ産牛肉には日本では利用を認められていない成長ホルモンの利用、その残留があり、
それを食すると、胎児、乳幼児、成長期の子供等には特に影響があると以前から、言われていました。
それ以外でも、腫瘍の誘発等、調べると、学説や統計が、ボロボロ出てきます。
こういった事を含め、もう一度改めて1から検証する必要があるのではないでしょうか。