DrHEAD mini+MDR-CD900

最近あまり使ってなかったMDR-CD900を引っ張り出して来ました。
音源はNW-S615Fです。


先日書いた通り、ER-6やMDR-EX90SLにDrHEAD miniを組み合わせてはっきりした事ですが、
プレーヤーのVOLは、0-30の範囲なのですが、MDR-CD900についても普段BGMに聞くには、
20前後(7割ぐらい)の音量が丁度良いのですが、ラウドネス曲線等を考慮すると、
音質的にベストなのは、MDR-CD900の場合、ボリュームを最大の30に上げてやっとのようです。


といっても、これはかなり音源(ソース)によって違いがあり、
最近のエフェクター等を駆使して、見掛け上の平均的な音量を上げた音源だと、かなり煩いのですが
生録と言った感じのCDが出始めの頃の、特にアコースティックな音源だと、
ボリュームを目一杯上げても、やはり音量が不足しているようです。


ここらについては、先日も書きましたが、ここでDrHEAD miniを入れてみますと、
音量に余裕が出ます。古い音源ですと、バランス(周波数特性的に)が良くなるのは先日と同じで
割と最近の音源でも低・中域がしっかりした感じになる気がします。


ここまで試してみた限り、DrHEAD miniを入れる事によって、少なくとも音が悪くなる
といった状況には当たりませんでした。基本理論としても余計な物を間に入れる訳なのですから、
これは、ある意味、結構凄い事のような気がします。
自分でアンプの特性のデーターを取った事のあるような人でないと、理解して貰えないかもしれませんが
もし入れて明らかに音が良くなるヘッドフォンアンプがあったとすれば、それはヘッドフォンアンプが
優れているのではなく、ソースになる機器に何かしら問題がある場合が多いのではないでしょうか。
そんな気がします。