SONY ICF-M1 PLL携帯ラジオ

何処にも詳しい情報が無いので、メモしておきます。


電源ボタンのデザイン、形状等は、むしろICFシリーズではなくICR-N1やICR-EX25なんかと
良く似ています。型番の似ているICF-M7BやICF-M10という機種もありますが、
もっと大きく古い機種なので(両方持ってますが^^;)シリーズ的には、その後継機のようです。
この厚さで、ちゃんとスピーカーが内蔵されてるのが、良いですね。
最近の薄型ラジオは、内蔵されてないものが多いので。イヤフォン端子は2.5φ


早速、単四電池を入れてみたところ、動くには動くのですが、蚊の鳴くような音量にしかなりません。
定番の出力回路の電解コンデンサー(ケミカルコンデンサ・ケミコン)の容量抜けのようです。
底面の窪みをこじると隙間が出来るので、それを両側面に広げる感じにすると、
簡単に裏蓋が外れたので、分解してみました。外側はネジが1本も止まっていません。
内部基板もネジ2本を外すと、簡単に外れるので、裏側を見ると、画像右上に2個の
電解コンデンサが発見出来ました。多分これ2個交換すれば直ると思いますけれど、

15Wのハンダゴテがぎりぎり入るかどうかといった感じです。広い側の端子を外して
反対側を繰り返し折り曲げれば何とか取り去り、表面実装で無いミニチェア電解コンで
代替すれば、直す事は出来そうですが、
出来ればホットエアー等のちゃんとしたツールで、元と同サイズの部品に交換したいところです。
差しあたって慌てて直す事も無いので、何れ機会が来たら試してみるつもりです。