PDS5022で遊んでみた。

身の回りの物で少し遊んでみました。
それ以上でも、それ以下でもありません(笑)


まず、プローブを接続してGNDに接続、感度を最大にした時です。

数mV程度のノイズがありますけど、まぁこんなもんでしょう。
アナログオシロも1mV/divとか出来る機種は、結構ノイズが見えます。


AF帯域はステレオ音源を入れてみました。

X-Yモードだと、こんな感じです。

ステレオスコープとしても十分使えるようです。


次にジャンク基板から外した25MHzのクリスタルオシレーターモジュールを接続したところです。

上がプローブ1:1、下が1:10で接続しています。
同時に接続しているので、負荷容量が結構大きくなってしまいましたけど・・・。


おやっと思う人も多いと思いますが、モジュールの矩形波が綺麗に見えるかというと
決してそんな事はありません。シュミット入力のバッファーアンプを付ければ、ともかく、
直接では、大抵結構汚い波形なんですが、むしろこんな綺麗な正弦波は見えるとは思いませんでした。
ちなみに、アナログオシロ(60MHz帯域)だと、こんな感じです。
やはり同様に上が1:1、下が1:10です。

同様に1:1だと、かなり積分されてしまうようで、綺麗なサイン波っぽくなっています。
1:10だと、こんなもんです。そもそも、これが本当の波形かというと確信が持てません。
当然負荷容量の影響を差し引いてもです。
ちなみに片方ずつ接続しても、振幅は大きくなりますが、観測できる波形は変わらないようで
被測定対象(プローブ接続ポイント)に与える影響は、殆ど無いようです。
FETプローブ+GHz帯域のオシロとか、一度でいいから使ってみたいところです。
あと横軸は、20nsec/divで、200nsecをx10MAGで引き伸ばして、これが精一杯です。
後は遅延掃引を使うしかありませんが、PDS5022は5nsec/divまで、出来ます。
レンジは、250Mサンプリングのモデルでも同じって事なのでしょうか・・・。


同様に40MHzのオシレーターを付けてみました。2.5ポイント/cycleの表示という事になります。
丁度、1:1と1:10で、適当な位相差があったのでX-Yでも見てみました。

何れも結構良く見えてると思うのですが、如何でしょうか?
通常トリガーでも見えるのですけど、適当に配線しているので、
GNDが暴れて波打つ為、平均化モードを使っていますが、表示や波形そのものは変わりません。
SINGLEモードでも同様です。


あと取り合えず思いつくのは、LANとかUSBあたりかな。10BASE-Tや、USB1.1なら十分でしょう。
そうでなくても、信号レベルの確認とか、そこそこ役に立つと思います。
NTSCコンポジットビデオ信号編もどうぞ。