ありえない年金試算モデル世帯

メモ程度に・・・。


今朝の、TBS朝ズバで試算した結果だそうですが、
夫婦2人が20歳同士で結婚する、夫は40年間会社員として、妻は40年間共働きとして就労し続ける等
(つまり大学進学率が約50%の現在においては、それらは対象とならない)
と計算していくと、その可能性は0.00021%(以下)だそうです。つまり99.99979%の世帯は、
それ以下の条件、つまり試算でいう50%の支給額以下になる可能性が大きいという事です。
更に言うと、これは100%の納付率の場合なのでしょう、つまり納付率が半分程度という現在では
絶対にありえない数値とも言えると思います。こんな馬鹿げた基準モデルを考える事自体、
とてもまともな人達が考えたものとは思えず、笑い話にもなりません。


知人の話ですが、そもそも約20年程前既に、20歳以上が全員強制加入になる直前で、物価上昇等は考えず、
40年間支払った金額が、当時の高校生では、受給される全額以上になってしまう
(つまり払った金額が利子等を考えなくても全額は戻ってこない)と言われていたとの事ですから、
それが全員強制加入にさせられた事、納付率が50%程度になっている事などを考えると
既に20年は前には国民年金制度は完全に崩壊していると言わざるおえないと思うのですが。