HT-03A電子コンパスについて、その2

しばらく持ち歩いてみて分かったのですけど、フリーウェアのGPS Statusを常用していて
気が付いたのですが、このソフトは、電子コンパスの状態や、地磁気の強さ(μT=マイクロテスラ)
を表示できるのですが、場所によって、3〜4倍程の差があるようです。
20〜70μT程度の範囲で、変化します。
地質や、地表の深さなんかも関係有るのでしょうか?


また、方角についても、どうも違和感を感じるので、店頭展示の物と比べたのですが
結構個体差があるようです。地磁気センサというよりも筐体や、内部のスピーカー等の
磁性部品に依るのでしょうか、そんな感じです。
例えば、本体上部を水平に置いて、真上を真北と仮定します。地磁気の指し示す北は
磁北といって、それとは数度ずれるのは知っていたのですが、その時に、電子コンパス
東に10度程度の向きを示しますが、時計方向に90度回転しても本来ならば、針の向きは
当然同じ方向東に10度程度の向きを指すはずなのですが、真上を指します。
更に90度回すと、やはり10度東を向きます。更に90度(合計270度)でも同じです。
もう1台別の本体(店頭展示)だと、10度でなく5度ぐらいだったか東向きを差しますが
90度回した時だけは、もう1台と全く方向を向きます。
だいたいそんな感じなのですが、これって個体差の範囲内なのでしょうかね?
もう1台ぐらい試してみないと訳が分からなくなりそうです。
誤差は、内部の金属パーツの磁化の具合で起きそうなことは、想像出来るのですけど
折角の電子コンパスなのですから、もうちょっと何とかならないもんでしょうかね・・・。


自宅に戻ってから地図と、にらめっこして調べたところ、本体上部をGoogle mapの真北(磁北?)
に向けた時だけは一致するのですが、他の向きに向けると、10度前後ずれています。
どうも、最初から、そういう設計のような気がします。