Interface 2010/6月号SH-2A基板入手

午前中、人に会うついでがあったので、JR駅前の割と大きな本屋を見てみたのですが、
結構山積みに置いてありました。
昨晩、危惧したように、やっぱりツールは、個人情報と引き換えに、
メーカーサイトからダウンロードしないとならないようです・・・。
煩わしいのは嫌なんだよなぁ・・・。


残念ながら、折角1MByteのRAMが載ってるのに、無償版HEWでは256KBまでの
コードしか書けないようですね。基本的にC言語でしょうから、実質どのぐらいの
モリーを使う事になるのか、私には見当がつきませんけど。
対応Cコンパイラに、最適化のオプションが有るのか、また、最適化に、メモリー占有量と、速度
どっちを優先するのかを選択できるのか、そこらへんも気になるところです。


斜め読みしただけなんですが、付属の水晶は48MHzで、内部クロックも48MHzなようです。
最高速で動かすのには、水晶別途入手しないとならないのかな?x2には出来そうですが。
付属の水晶はUSB2.0用で、それをシステムクロックとして利用しているようですね。
外付け18MHzのX'talを付ければ144MHzで動かせそうです。(そこまでの速度が必要かは・・・。)
また、電源は5Vですが、バスは3.3Vみたいです。


PCの周辺ボード(PCI等)のジャンクでは18MHzって、見た覚え無いんですよねぇ・・・。
32.678KHzは、以前と同じく、百均で売っている時計やストップウォッチ等から
部品取り出来そうですけども。


ブートROMは、SPIバスで載っています。32KBytex2(64KB)で半分は元々の
ブートローダーが入っていて、残り半分は自由に使えるそうなんですが、
書き換え失敗すると、JTAG必須(JTAG経由でROMを書き直す必要有)となってしまう
そうです。という事は、なるべくブートROMは、ライトプロテクトのまま、
手を付けたくないところですね。・・・ところが、既にブートロムのアップデートがあるそうで、
まず最初に、その書き換えをしないとならないようです。
アップデート方法は本誌に詳しく書いてあるので、大丈夫だとは思うんですけども。
本誌111pあたりに、9800円のJTAG-USBアダプタの紹介も出てますね。手回しがいいなぁ(笑)


M25P05とかいうSPIのROMが載っているそうですが、93C46なんかから比べると随分大容量ですね。
512KBit(64KByte)も有るそうで・・・。
JTAG持ってない人は予め、もう1個パラって(詳しく書くと、当然、書き込みするタイミングで
切り替える必要がありますけど。)バックアップ用のROMを作っておくのも手かもしれません。
同じチップは、互換機用のビデオカードなんかにも載ってるみたいです。


外部バスも出ているので、プログラムの入ったROMを載せる事は出来ますが、
基板上に直接メモリーチップを載せるパターンが無いのは、ちょっと残念ですね・・・。
RAM上だけでも、充分遊べそうですが。


既に今月号には、カラーLCDパネル接続の記事まで出てるので、
そこらへん触ってみたい人には、いいかもしれません。
また、USBホスト機能を持ってるってのは、ちょっと興味をそそられます。
PC用の安価な周辺機器が、そのまま接続できるという事なので。
手始めに(?)bluetoothあたり使えるようになると面白いんだけど・・・。
何処までRTOSのライブラリーは用意されてるんでしょうか?