日本のネット右翼、中国のネット右翼

正確には、中国については、ネットが検閲されていますので、
「ショートメール右翼」とでも言った方がいいのかもしれません。
それは勿論、ネットの掲示板やtwitter等、規制されている為、
彼らが集会の取りまとめを、ショートメール(SMS)を使っているからです。


とりあえず、何はともあれ日本政府は、元自衛隊幹部田母神俊雄や、
旧政権自民党議員や元議員、関係者の起こした、日本でのデモについて、
政府の見解として、遺憾であるとして、謝るべきでしょう。
勿論、尖閣列島の問題とは無関係にです。
ああいった人たちが、日本人の過半数だとでも思われているとすれば
私としても、とても心外で、残念な事です。


中国のデモの様子を見ていると、先日の渋谷のデモを彷彿とさせます。
これは所詮、向こうの極一部の、日本で言うところの、極少数の
ネット右翼程度の連中が起こしているに他ならないと思います。
何と言っても日本の十倍の人口がある国です。日本で数百人の
デモなんてものは、しょっちゅうあちこちで起こっているという話ですから、
10倍であれば数千人程度の規模があったとしても、大騒ぎするような
話でな無いのかもしれません。
これは近年にも何度か起こっている、反日デモとも、
結局何も変わらないのではないでしょうか。
日本人が、このデモの報道を見て、大騒ぎするとしたら
あまりにも馬鹿馬鹿しい、滑稽な事だと思います。
そして、むしろ、日本も中国も、マスコミが以前と同様、
それを煽っているとも言えるのかもしれません。
日本人も中国人も、冷静になって、既存マスコミの存在意義を含め、
もう1度、良く考えるべきなのではないでしょうか。