国民年金徴収率まで偽装?無断で年金保険料免除

国民を馬鹿にするのも大概にしろ・・・と言いたい。←みのもんた風に(苦笑)


丁度たまたま昨日、意思の元に年金を払わない知人より聞いた話ですが、
その人のところにも先週末、国民年金保険料の免除申請を出すようにと、
チラシと申請の用紙を持って、初めて訪問があったそうです。(今までは郵便物のみ)
これは見掛け上の納付率を上げる為ではないかと、ブログに書こうと思っていた矢先でしたので
ビックリ仰天です。もしかしたら、その知人も勝手に免除扱いにされていて
慌てて、大事にならないうちに免除申請を出すように集めに来たのかもしれません。

  • ↓証拠物件です(笑)申請用紙は断固受け取らなかったそうです。

  • ↓家族3人でも420万以下なら半額免除する事も出来るんですねぇ、そこまでして徴収率上げたいのか?

そもそも20年前には既に当時の高校生の年齢では支払額が受取額を上回るのは分かっていたので
今なお、何一つ根本的な改善がされてないあたりは一昨日、書いた通りです。
自民党が9.11の選挙で大勝して以来、議員年金問題も、うやむや、富裕層だけが恩恵を受け
低所得者層が損をする格差社会があからさまになっただけです。中流社会なんてものは実在しない幻想です。


議員年金だけでなく、2/3というかある意味全額が税金の共済年金(公務員)、1/2の厚生年金(サラリーマン)でさえ、
自営業者、契約、派遣社員等より如何に優遇されてるかは、言うまでもありません。結局は税金の問題です。


ましてや、現在20〜30代の人の支払額が、受取額を上回るのは20年以上経つ今もって変わらない事実です。
払った額より受け取る額が少ないなどという、年金制度など有って良いのでしょうか?
日本版401Kでさえ、いまだに採用されていません。当然、取り入れられて一番困るのは悪徳役人共だからです。
こんな状況で、未納率だけ下がる(上がる?)方が、よっぽど不自然な現象だと思うんですが。
流石に最近は世代間の・・・とか言わなくなりましたけど、こんな状況では払っても馬鹿を見る事になるでしょう。
法律以前に、PSE問題同様、憲法上の生存権財産権を犯しているのは明らかです。
私からは払うな、とは言えませんが、各自後悔しないよう良く考えられる事を強く勧めたいと思います。
また、払わない人は、払わない事に誇りを持って良いと思います。


無断で年金保険料免除、収入基準下回った4万人超
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000113-yom-soci
 東京、大阪、長崎各社会保険事務局は22日、収入が基準を下回っているため国民年金保険料の納付が免除されたり猶予されたりする人について、本人からの申請のないまま免除や猶予の手続きを取っていたことを明らかにした。

 免除などを希望するかどうかの問い合わせに回答しなかった場合、希望していると勝手に判断していたもので、各社会保険事務局は手続きの取り消しなどの措置を取った。

 申請のないまま免除などの手続きを取っていたのは、東京77人、大阪3万7406人、長崎5219人。

 このうち東京では、中野社会保険事務所が4月7日、免除や猶予の対象となる137人に対し、免除などの希望の有無を尋ねる文書を郵送。国民年金法の定めでは本人の申請が必要なのに、同事務所では、回答のない場合は「希望するとみなす」と文書に明示し、4月21日までに回答のなかった77人について勝手に手続きを代行した。
(読売新聞) - 5月23日3時6分更新