都市銀行の手数料値下げ・無料化は牛歩戦術の偽善

ニュースでやっていましたが、三井住友が郵便貯金ATMからの引き出し手数料を
値下げするとの事ですが、よくよく聞いてみると10月からとの事、
先日来、都市銀行の引き出しや送金手数料を値下げ・無料にするというニュースを
良く聞いた気がしますが、どれも実際には、いろいろと適用に条件があったりするようです。
こちらの記事が参考になりましたので、紹介させて頂きます。
かけだしコンサルタントのビジネス情報局
・・・それじゃダメじゃん(by春風亭昇太笑点)
銀行自体でなく、コンビニが独自に設置しているATMの無料・値下げは進んでいますけれども。
都市銀行は、本心からサービスを改善しようという気があるんでしょうか?


先日タモリ倶楽部で、専門的な業界紙の特集をやっていたのですが、
その中の記事に、銀行に硬貨で「預け入れ」をする場合、実証したような記事がありましたが、
預けた金額より、手数料の方が高かった場合があるという記事が載っているそうです。
受け取る代金(つまり収入)の殆どが硬貨で、というような商売は決して少なくない筈です。
そういった人達は、どう思ってるのでしょうか?
街角に設置してある自動販売機、あれだって今では紙幣も入りますが、やはり殆ど硬貨な訳です。
数年前に、硬貨の両替が有料になったのは有名な話ですけれど何れも、とんでもない事だと思うんですが。


少し前に都市銀行や銀行協会から自民党への献金再開のニュースも伝わっていましたが
今年は統一地方選参議院戦の年ですから、それに対する施策なのはミエミエなんですが
(選挙のある年に株価が上がる・・・ってのと一緒)
これでも、皆さんは都市銀行を使いますか?


マスコミが、こぞって無料化・値下げの話を報道してたのも結局はグルって事で・・・。
何故かといえば、それらマスコミの収入源はスポンサーであり、
その主だった広告主の1つは、つまり都市銀行だったり金融機関な訳です。
気がつかない人は、一生そういった事にさえ気がつかない人もいるらしいですが・・・。
決してマスコミは中立(特に直接、金が絡む事柄に関しては)では無いと思っていた方がいいでしょう。
私たち庶民は一体何を信じればいいんでしょうか?