あまりに酷い福田発言

今朝、FNN系放送の特ダネ!で、今までの福田首相の発言を放送していましたが、
私もすっかり、忘れていましたけれど、余りにも酷すぎると感じました。時間順に、書くと

 「いやあ、面白い話というか、深刻な話。ちょっと間が抜けたような感じもする
政府広報で)敢えて、そういう人を選んだのかなぁと、どうなのか私自身測りかねる(笑)」

  • 政治家年金未納問題発覚(2004・4・23)

 「できなきゃ、しょうがないじゃないですか」

  • 本人が未納だったらどうしますかという記者の発言に対して、

 「個人情報について、申し上げる必要は無い」

  • 更に、記者の「閣僚であってもですか?」という質問に対して

 「同じ事じゃないですか、個人は個人ですよ」


この後、本人の未納が発覚、官房長官を辞任することとなる。


そして今年9月21日の発言でも、自民党総裁公開討論会に於いて
 「年金システムが崩壊する、なんて言ったら、あなたがたの老後の生活は、どうやって補償されるのか?
将来あるべき姿というのは何か、まぁ戦争でもするなら簡単な話ですよ、ゼロからスタートするということですけどね。
まぁ戦争なんてしたって環境は良くはなりません」


この人を、見た目で温厚そうだなんて思っている人が多いようですが、
意外と本心はここらにあるんじゃないかとも思えます。何れにしても少しばかり不謹慎なのでは。
まだ総理になる前の話、身内だけの前の発言でしたから、マスコミでは大きくは取り上げられていませんでしたが。
戦争を起こすつもりがあるかという意味だけでなく、政府自民党を初め、官僚、政治家、国家公務員
には、さらさら年金を払う意思が無いという事が垣間見えるとは皆さん思いませんか?
言ってみれば、中国人に通貨や資産の代わりに強制的に交換させられ、戦後、紙屑と化した、
大日本帝国占領下における兌換券(軍用手票[軍票])と同じぐらいに思ってるという事ではないでしょうか。


マスコミの報道ですから、面白い部分を抜き出してるのは前提だとしても、
上記のような発言を今までしていたのは、事実であり、それが例え1万回に1度にせよ、
日本という国のトップとしては、あまりにも恥かしい無責任な発言が目立つと思えます。
昨日の5000万件について公約でない発言と同じ事で、
もはやこんな人に政府を代表する資格は無いのではないでしょうか。