遅れた東京の救急医療、情報システム

清瀬で救急車が3分で到着後、11件たらい回しにされたという件、
そして受け入れを断った昭和病院など、決して他人事では無いんですよね。


そもそも、奇妙には思っていたのですが、到着後一軒ずつ病院に電話して受け入れを確認するという
この21世紀の情報化社会の世の中に、一体何をやっているのだろう、
もどかしく感じるのは私だけでは無い筈です。


都道府県によっては、もっとちゃんとしている所もあるらしいのですが、
何故同報で一括して連絡して、受け入れられる施設が一目で分かるようなシステムが出来ないのでしょうか。
総務省なのに、そのぐらいの無線システム構築できる人材居ないのでしょうか。
何のための消防無線?救急無線?なのでしょう。税金で高価な新しい高度医療救急車導入するのもいいけれど、
仏作って魂入れずとは、正にこの事ではないでしょうか。


なんたって、石原慎太郎なる人が知事やってるような所ですから何言っても無駄かもしれませんが、
今回ばっかりは、それで済ませられる問題ではありません。
オリンピックの招致なんて即刻撤回して、救急医療がまともに機能するようにして貰わないと困ります。
そんな事は、自治体が行うべき最低限の仕事だと思うのですが、それが出来てないとしか思えません。