CPUのバグ

というか欠陥品というべきか、CPU(Core2Duoとか、Athlon64 x2)の安定性の差を調べていて、
ふと思い出した事があります。といってもIntelのCPUでは無いのですが、
6502という、ファミコンやApple2で採用されてたCPUがあります。
今となっては知ってる人も少ないでしょうが・・・。当時そのApple2を触っていた
友人が、ふと気が付きました。あるゲームの点数表示が16進数になってると・・・。
見てみると、確かに、そんな感じです。調べて見るとCPUを交換すると直る事が分かりました。
たまたま、何個かCPUがあって、その症状が出るのは、そのチップを付けた時だけです。
何が原因だったのか、恐らくCPUの16進-10進変換の部分にバグというか欠陥があったのだろうという
結論に達した覚えがあります。
今では、プログラムのステップ数というか規模も大きくなっていますので、何処かにそんな問題があれば
プログラム全体が止まってしまい、そんな事は、まず起こらないとは思いますが。
この時は、たまたま、その命令は点数表示の部分だけで使われてたとか、そんな可能性もありそうです。
今でもCPUなどといえば、メーカーの資料では数え切れない程のErrataが残ったまま、
出荷されるのが常です。でも殆どは、まずそうはならないような順番で幾つもの命令を実行した時だけ
起こるとか、そんな感じだと思います。
個人的には、ソフトのバグも、ハードのバグも、基本的には0にする事は出来ると思っています。
以前は、ソフトはバグがあっても動くが、ハードは100点でないと動かないという言い回しが
多用されてた覚えがあります。(ハードウェア技術者に対する戒めだったのでしょうか・・・。)
今となっては、聞かなくなりましたけど。
ハードウェアまで、HDLとか、PLDで作ってしまう時代になってしまったからでしょうか・・・。
私が、コンピューターを信用しきれないのは、ここらへんにも原因の一端があるのかもしれません。