HT-03A購入顛末記・自動バージョンアップの罠

今月になって、大幅に値下げとなって、私のように以前から興味を持っていたり、
Google信者?アンチiPhone派?といった人には気になるところだと思います。
既に買った人も多いと思いますが・・・。
ちなみに私は東京在住なので、地域によって違いがあるかもしれません。

  • 購入価格

この機種に限り、現在は、前回機種変更(買い増し)から1年未満でも販売価格は変わらないそうです。
一括支払い(バリューコース)の場合で場所に依り1万円〜15000円程度のようです。
当然、一括なので、それ以外の費用は掛かりませんが、ここで1つ問題があります。
この機種(スマートフォン)特有の販売形態なのですが、「購入サポート」というものに入る必要があります。
2年間同一機種を使う事が条件となります。つまり2年間機種変更をドコモでは行えないという事です。
逆に言えば、2年以内で何らかの理由で機種変更をする必要が出来た場合には、
最大3万円程の違約金を払う事になります。例えば1年経った時点なら、その半額を払う事になります。
その代わり、15000円が購入価格から差し引かれ、その結果が上記の販売価格となる訳です。
店員の話では、購入サポートを適用しないで購入する事も出来るそうです。但し15000円程高くなります。
1年以内で機種変更するのが確実であれば、それでも良いのかもしれません。


勿論、自分で中古で購入した端末や、過去に使っていた端末(白ロム)にSIMカードを差し替えて
使うのであれば、2年間契約自体を解約しなければ、問題は有りません。
あくまでドコモショップや販売店で買い替えが出来なくなる(違約金を払わずに)というだけです。

  • その他の月額諸経費

まず、プロバイダとしてmopera-Uに入る必要があるようです。
私の場合、既に加入済みだったので、聞かれなかったのだと思いますが、ライトプランとスタンダートプラン
どちらでも良いそうです。月額980円〜の基本料金以外に、315円か525円を毎月払う事になります。


iモードは使えませんので、入らない、もしくは解除してしまえば315円は払わなくて良くなりますが
契約しておけば、+200円で、i-mode.netモバイルモードを使う事により、i-modeメールが使えるます。
もしくは、自分でSIMカードi-mode対応端末に、その都度差し替えれば、i-modeは使えますので
契約を残しておくのも手かと思います。


そして最大の問題、Bizホーダイダブルです。
月額390円を払うことで、パケット料が最大5700円の定額となるサービスです。
iモードパケホーダイダブルで、フルブラウザを使った場合と一緒なようですが、i-mode端末に
差し替えた場合、フルブラウザHT-03Aで一切使わなくても4410円で済むかは謎ですが・・・。
ここで1つ問題があります。私の場合、申し込み時にBizホーダイダブルを即日適用にするか、
翌月からにするか、と聞かれました。パケホーダイダブルとBizホーダイが同月内で引き継げない
つまり、パケホーダイを契約していた人が機種変更したら、Bizホーダイは翌月からの適用になる
関係もあるのだとは思いますが、パケホーダイに未加入の私が、もし、ここで翌月からと、
うっかり答えていたら大変な事になるところでした。
ご存知の方も多いと思いますが現在、内蔵OSのGoogle Androidが1.6にバージョンアップを行っている最中です。
しかも、それはどのタイミングに行われるか、全く予測が出来ません。しかも自動でダウンロードが
行われてしまい、ユーザー側は、ダウンロードしないと選択する事が出来ないようです。
そのダウンロード容量は80MBにもなるようです。もしBizホーダイに加入してなかったとすれば
25000円(サイトによっては3万円という記述も)の課金を強制される事になります。
勿論、無線LAN経由でダウンロードする事も出来るのだと思いますが、それには、設定等を
行う必要があります。
結論から言ってしまうと、私の場合、店頭で初期設定をしますか、と言われて、
その場で今まで使ってた端末からSIMカードを差し替えて、その状態で、帰宅まで数十分と経たずに、
既にダウンロードがいつの間にか、行われてしまっており、帰宅時再度電源を入れた時点では
バージョンアップを適用するかどうか、という状態となっていました。
実際、先程、料金案内サイトで確認をしたところ、既にBizホーダイ利用料5700円の上限金額が
表示されていました。これは、大変な問題だと思います。
店舗側にも周知徹底がされてなかったのだと思いますが、もし上記で書いたように、翌月からの
Bizホーダイ適用を選択していれば、25000円なり3万円を払わされる事になったと思います。
ドコモは販売店への周知徹底を行い、バージョンアップ時のパケット料金は返還を行うべきです。


最大5700円の重量制と言っておきながら、数分電源を入れておいただけで、5700円を毎月払う事になる
可能性があるというのは、大いに問題であると思います。
故意だとは思いたくは無いですが、OSがどの頻度でバージョンアップ
されるか、またAndroidの最新バージョンは既に2.0になっているそうで、今更バージョンアップされるのが
1.6というのは、納得が出来ないと思われる人が多いのではないでしょうか。
最低限でも、バージョンアップはユーザー側からの指定で行われるべきであると思います。
皆さんはどう思われるでしょうか。


個人的には、今月一杯だけは、料金気にせず使うつもりでいたから、まだ我慢できますが、
数分で5700円(しかも全く利用せずに)払う事になってしまったのは、正直ショックです。
日割りでも無いんですね。極端な話、月末に契約したら1日使っただけでも5700円請求なのか。
パケット代をなるべく払いたくない方、これから購入れる方は、店頭ではSIMを挿さず、
使い方を熟知してから取り付けるように手続きをして貰う方が良いと思います。
月末に機種変更や加入した人は、翌月まで我慢できるならば、翌月になってから
初めてUSIMを取り付けた方が良いような気がします。