富士通LOOX U/G90シリーズFMVLUG90従来機、mbookとの比較(1)

昨日に引き続き、ちょっと気になったので、調べてみました。私の持っているのは初代系なのですが、
2代目LOOX UB50(UC40/UC30もほぼ一緒でしょう)や、大きさの近いmbook系PCとです。


U/G90 204x106.5x23.8mm (517cc) 495g 1800mAh Z520 4時間
U/G90 204x106.5x31.6mm (686cc) 612g 3800mAh Z520 7時間(大容量バッテリ)

U/B50 171x135x26.5〜33.0mm (612〜761cc) 565g 2900mAh Z530 5.3時間
U/B50 171x155x26.5〜33.0mm (702〜874cc) 670g 5800mAh Z530 11.1時間(大容量バッテリ)

PA 161x111x10-26mm (178〜464cc) 400g 2600mAh Z520 7.5時間
BX 161x19-29x96.5mm (295〜450cc) 370g 2600mAh Z515 7時間
PM 158x94.2x13.5-22mm (210〜327cc) 2400mAh Z510 7時間


以前から書いているように、バッテリー持続時間のJEITA測定法は、かなりメーカー寄りの方法なので、
経験上、普通に使っていると約半分と考えないと安心して検討できません。
実際、今回の新機種をIT情報サイトにて調べた結果を見るとベンチマーク連続動作で2時間だそうです。
それを考えると、4時間というのは、いささか短すぎな気がします。
それにUSB通信アダプタを付けていると、更に短くなるという事になります。実質1.5時間が
いいところなのではないでしょうか。毎日持ち歩こうという人ならば、
半年も経ってバッテリーが劣化すれば、1時間がやっとというところでしょう。


大容量バッテリーという選択肢はあるものの、
新機種では前モデルと比べ、HDDがSSDになり、クロックが下がっているにも関わらず
良くなっているどころか、重量・体積比でも悪くなっているようです。
ちょっと信じられないスペックダウンと言ってもいいでしょう。
更に、スペックの殆ど変わらないmbook系と比べると、比較にならない感じです。
先発メーカーなのだから、もうちょっと頑張って欲しかったというのが、正直なところです。


デザイン・SIMスロット(国内機で意味があるのかは不明ですが)miniPCIeスロット等、
魅力的な部分も沢山あるのに・・・。
個人的には、あとは、値段次第といったところでしょうか。
今日現在でも店頭モデルは82800円という店もあるようですが。
直販モデルだと、店頭モデルと同じZ520は即納(1週間程度)なのですけど、Z530、Z550は1ヶ月の納期のようです。