赤く光る太陽電池

テレビ番組で、最新技術のパーツを組み合わせたソーラーカーの番組を放送していました。
なにやら、各社から最新技術のパーツの提供を受け、大学生が組み立てるという番組です。
途中からちょっと見ただけなので、詳しくは分からないのですが。
現場での組み立て時、太陽電池自体が赤く点滅するトラブルが起きて、
学生と指導教官が、慌てて原因を探して直すというシーンがありました。
そのシーンの前に、太陽電池自体は、シャープが提供した、
人工衛星に搭載する為の採算無視の高性能な物だとナレーションが入っていましたが、
となると、アモルファスシリコン採用の物でしょうか、結線や極性を間違えて、他のパネルの
電流が逆流して加わって、赤く光ったとか・・・。でも点滅していたのは謎ですけど。
ちなみに、こんな製品もあるそうです。
結局のところ、何だったのか、謎は残ります。
ちょっとテレビ局の演出が入ってたのかなぁ、という気がしないでも無いですが(笑)


話し転じて、昨今のエコブームや購入補助の増額、売電価格アップで、
ソーラーパネルを設置する家庭が増えているという話ですが、加入者(負荷)があるところに、
複数の発電機を接続する場合、どうして売電が出来るのか、以前から謎だったのですが、
結局のところ、加入者側から売電する場合、電圧を若干高くして送電する必要があるそうで、
結構、凝った回路?というか、システムなようです。
その場合、柱上トランスを共用している範囲内でしか売電されないとか、
本来の発電所、そのシステムに問題があって、電圧が高すぎると、売電出来ない(発電停止)
という状態が起きるそうです。そう簡単な話では無いようで、折角発電機を設置しても
余剰電力が売電されない場合もあるのだとか。
高価な設備なのですから、あまり条件が厳しいのは、どうかと思うんですが。


余談ですが、日本の送電システムは確かに優秀ですよね。日本では、どこか送電線が切れたら
即座に給電がストップして感電しなかったり、そういうふうになってる筈ですが、
海外では、そんなところ滅多にありませんからね。
ちょっと前には韓国で、どっかで送電線が切れたかで、そこらへん火花飛びまくってたり
つい先日も、何処かの国で、強風で切れた送電線がバスに接触して、多数の犠牲者が出たり
そんな事が基本的に起きない筈な日本は、安心なのですけど、あまり複雑化して大丈夫かとは思うのですが。
でも、やがては、スマートグリッドとか、そういう話になってゆくのでしょうね。