ZEROPLUSロジアナLAP-C(16032)購入レポート

ストロベリーリナクスで購入したロジアナですが、昨日到着しましたので、
取り敢えずインストールしてみましたので、そのレポートです。
適当な被測定対象が用意出来て無いので、まだ実際の測定はしていませんので、
そこらの話は、まだ後になりますが、取り敢えず、中身は、こんな感じです。

1つ上位の機種は、これに+専用ケースが付いてメモリーが倍(64K)なんでしょうけど、
それよりは、むしろ32Bitバージョンの安い奴があれば、買ったかもしれないのに・・・。
(32Bitの最廉価な機種は最低でも8万円台です)
というのは、32Bitあれば、8bitマイコン程度ならば、データbus+アドレスbus+etc接続出来るので
そのまま、ICE代わりに使えるからです。
まぁ、だからこそ安いモデルを出さないのだとは思いますが(笑)
もっとも最近のマイコンは、外部busが無い(もしくはJTAGや専用の非公開デバッグ端子のみ)物が多いので、
結局、JTAG用か、専用ICEを買う事になるのでしょうが・・・。


ここで、ちょっと脱線して、一緒に購入したものです。

I2C接続の液晶モジュール、プローブ用の予備ケーブル、70本400円のブレッドボード用ワイヤーです。
液晶は、コマンドが電子工作記事で一般的になっているHD44780互換なのだそうです。
I2Cは一度触ってみたいと思っていたので、丁度良い素材になりそうです。
余談ですが、wikiペディアのI2Cの項目を見ていたら、日本語のI2C仕様書pdfへのリンクがありました。
日本語のって、今回初めて見ましたが^^;)
プローブ用の予備ケーブルも安かったので、一緒に購入してみました。自分で作ったら半日がかりだろうな(笑)
手持ちのHP(Agilent)用プローブでも使えますので。
それにも増して、このワイアリング用ケーブルが400円というのが・・・。


上記で書いたHPのプローブと、比較してみました。


ちょっと長さが違うの程度で、ピンの幅等もそっくりです。ケーブルコネクタ(1pinのピンヘッダ)
も、そのまま使えます。
流石に、かたや金メッキですが、値段を考えたら贅沢は言えないですね・・・。
実際使ってみましたけど、使い勝手は全く問題無いようです。

ワイアリングケーブルも、プローブ用コネクタに、そのまま問題なく取り付けられますので
お勧めです。それに、柔らかくて使い易いと思います。
プローブ用ケーブルも、このぐらい柔らかいと、もっと良かったのだけど・・・。
材質とか、誘電率とか考えると、一概に柔らかさだけで決めるのも、難しいのかもしれません。


今回は、ホストPCにPanasonic CF-R8FW1AJRを使いました(Windows Vista32bit版/C2D 1.2G/3M-cache/4GByte)
他にWindows7(32bit//64bit)のPCがありますので、明日以降、レポートする事になると思います。
もし、Windows7(64bit)で動いてくれれば、1920x1080の液晶で使えて便利なのですが・・・。
もっとも、ソフトが、解像度に対応しているかは、未確認ですが。


ソフトは、製造元サイトに、Ver3.08が上がっていましたので、添付CD-ROMは使わず
ダウンロードしたZIPを、ダブルクリックで、適当なフォルダーにcopyして、インストールしました。
ドライバーについては、3.07同様、本体にデバイスを認識後、自分で入れ替える必要がありました。
詳しくは、StrawberryLinuxサイトのpdfに書いてあります。


トリガー条件の設定項目の説明、まだ良く見ていませんので、手動トリガーで読み込む動作をしてみましたが
ロジアナ本体のLEDも点灯して、正常に動作しているようです。


製造元サイトのファイルを見て気が付いたのですが、デモで、機種が違うモデルの
測定データは読み込めないようですね。16032のファイルは16032のモデルでしか読めないようです。
16064に、16032のファイルを読み込むとかも出来ないようでした。


無償提供のプトロコル2個ですが、どれにしようか・・・。
取り敢えず見れたら楽しいもの・・と考えるのと、何れ、なにか作る時に使えたら便利という選び方では
選ぶ物が違ってきますからね。1つはJTAG2.0を選んでもいいかな、
イーサネットというか10BASE-Tぐらいは有っても良い気がするんですけど。