PS3 torne CECH-ZD1Jに、WesternDigital WD15EARSを付けてみました。

昨日から書いてるように最近、1.5TBで8000円程で購入できるようになってきた
WD15EARSをPS3に取り付けてみました。
CFD販売のリテールパッケージ、2010年製造、マレーシア製のロットでした。
低速病とか、Advanced Format Structureとか、4096Byte/Sectorとか、そこらへんの話は
既にあちこちで解説、その他数え切れない程の記事がありますので、飛ばして、
事実だけをレポートします。


パッケージには、Windows XPで使う時、パーティションのコピーを行ったり
マルチパーティションで使う場合は、専用のユーティリティを使え、
また、シングルパーティションの場合は、ジャンパーを付けるか、もしくは専用ユーティリティを、
それ以外のOSでは、そのままで良いというような事が書かれています。

ネットで見掛けましたが、ジャンパー付けた上で、Align動かすと問題なんじゃ?
だとすると、セクターの並びが滅茶苦茶になってしまいそうな気がして・・・。
インターリーブフォーマットとか言っても今の人は分からないだろうなぁ。


使うのはPS3という事もあり、上記の事は承知の上でもって、一切それらの事を行わず、
Windows XP上で、管理ツールでドライブの認識だけをさせて、BUFFALOのFAT32フォーマットユーティリティで、
フォーマット(クイックフォーマット)を行い、ベンチマークを取った上で、
そのままPS3に付けてみましたが、今のところ一通り問題なく動いているようです。
速度的にも他のHDDと差はありません。アクセスランプの点滅も自然です。
但し、まだ実際PS3で読み書きしたのは数十GBに過ぎません。


余談ですが、ドライブのメディア上のフォーマットは4096Byte/secとなっていますが、
SATAコネクタからは従来と同じ512Byte/Secとして見えるため、USB変換ケースは特に新しいものを
選択する必要は無いようです。但し、パフォーマンスに差が出る可能性はありますけども。
また、今回は使いませんでしたが古い変換アダプタだと1TBでは使えても1.5TBで使えないものとか
ある(あった)ようです。ファームウェアの書き換えで使えるようになる可能性もありますが、
古い物を使ってる方は一応留意した方が良さそうです。
新品で買っても3.5インチ用でも電源入りで1980円とかで売ってるので問題無いとは思いますが。


WindowsXPでのHD Tuneのベンチマークですが、まず比較の為、IO-DATAの外付け500GBドライブです。

同じく、WD製500GB (WD5000AAKS)です。

こちらがWD10EADS(320GBプラッタモデル)

最初の物を除き、ドライブ以外の環境は全て一緒です。(SATA-USB変換ケースは詳細不明です。)
そして、WD15EARSです。

XP上で、メーカー推奨の使い方をしなくても、Readだけ?だと特に問題は無いようです。
500GBより僅かに遅かったり、ランダムアクセス(黄色のドット)の速度がばらつくのは、
512Byte-4096Byte変換のオーバーヘッド分なのかもしれません。(単なる勘です。特に根拠はありません。)


FAT32のフォーマットが分かる方は、買ってもいいかもしれません。
録画機(REGZA等)対応の箱入りでも12000円台なので、何台も買う必要が無い方ならば
そちらの方が安全だとは思いますが・・・。
USB変換ケースの値段を考えると、多くても3000円ぐらいの差です。

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