カンブリア宮殿・孫正義特集を見て

2週に渡って、視聴しましたが、村上龍が、ソフトバンクや、孫正義について、
どの程度の認識を持っているのか、もしくは、インタビュアーの役目として、
それを表に出さないで、インタビューしているのかは、分かりませんが、
ソフトバンクが、特に一般に知られるようになった90年代以前にやってきた事も知らないで
賞賛している人が、あまりにも多すぎる気がします。
番組の制作意図が絡んでいるとしても、幼少時代の貧乏、在日故の差別が免罪符なる事は有りません。
企業家、経営者としては正しい選択だったのかもしれませんが、
人として、社会正義として、商道徳として捉えた場合、許すわけにはいきません。
全てを孫正義が指示してきたのだという確証はありませんが。
実際、当時、同社の主力事業だった、ソフトウェアの流通において、
ソフトバンクを通さなかったり、他の流通業者を通して、仕入れようとして、
販売元に圧力を掛けられたという人も知っています。
まぁ、似たような話、一時は週刊誌や雑誌にゴロゴロ出てましたから、
言わずとも、知っている人は知ってると思いますけども。
他人の褌・・・の下りは結構ですが、個人的には、いい根性してるな、という以外の感想は有りません。
結局、マイクロソフトも、ソフトバンクも、やってきた手法は一緒なのでしょう。
有り得ないと思いますが、もし、こんな企業が300年も続くようであれば、
地球文明の終わりですね。