WBS ビール・発泡酒に見る消費者意識の変遷
番組コーナーの話題で、ちょっと面白い話をしていたので、メモしておきます。
- '95 発泡酒アサヒドライ発売
- '97 消費税率3%から5%に上昇、同時に発泡酒の売り上げが3割・4割といった感じで急増
- その後、デフレ傾向が進む
- '08 発泡酒より更に安価な第3のビールの売り上げ上昇、更に急激にデフレが進む
コメンテーターは、ビールから安価な発泡酒、そして第3のビールへの切り替えが起こり、
生活防衛へ向けて、一線を越え歯止めが利かなくなった事から、
その時に、消費の萎縮が起こったのではないかと評していました。
意外と、庶民のデフレの意識なんていうものは、こんな簡単なところから始まるのかもしれません。
これは同時に、ビールを避けて、税率の安い、売り上げの伸びた発泡酒に対する増税が、
結果的に更にデフレを進めたとも言えるようで国策の大きな間違いだったのではないでしょうか。