ビデオ入力端子の無い古いテレビで地デジを見るには。

今、某テレビ番組を見ていたら、古い(〜昭和50年代頃)テレビでは、数千円で
外付け地上波デジタルチューナーを買っても付けられず、5万円程度する、地デジテレビを
買わなければいけないと、嘘をついていましたが、そんな事はありません。
どんなテレビでも、アナログ放送が見れているならば、デジタル放送が映せないテレビは一切有りません。
こんな放送を行うとは、一歩間違えたら(そうでなくとも)地デジ詐欺の片棒を担いでるのと一緒です。
この番組を制作したテレビ局のディレクターやプロデューサーも同罪です。
まったく困ったものです。総務省は、何をやっているのでしょうか。
ただ。この頃のテレビには、ビデオデッキやゲーム機を取り付けるビデオ入力という
端子が付いてないものもありますが、RFコンバーターを付ければ接続可能です。
一般人ならばともかく、行政から派遣された専門家が、そんな事も分からないんでしょうか、嘆かわしい事です。



RFコンバーターというのは、簡単に言うと、テレビの1chや2ch等、使ってないチャンネルに
ビデオデッキ等の映像を映す為の機能の事です。
RFコンバーター単体というのは、現在でも入手可能か不明ですが、そうでなければ
わざわざ買わなくとも、RFコンバーター機能の内蔵されたビデオデッキ等を使ってもokです。
リサイクルショップでタダ同然で売っていると思います。もしくは、どっか近所の人にでも
古い使っていないか、壊れて放置してあるようなものでも貰ってくれば十分です。
ビデオテープが再生できなくても、電源が入って、その部分が、ちゃんと動きさえすれば、大丈夫です。


アナログテレビのアンテナ入力を、ビデオデッキのRF出力(アンテナ出力)に取り付け、
ビデオデッキの外部入力端子(ビデオ端子)に地上波デジタルチューナーを取り付けて、
ビデオデッキの入力を、外部入力に切り替え、ビデオデッキのアンテナ切り替えスイッチを、ビデオ側に切り替え、
テレビのチャンネルを、ビデオデッキからの信号が写るチャンネルに切り替えればokです。
ちなみに、ビデオデッキのアンテナ入力等、上記以外の配線は一切不要です。


・・・って、書いても、そういう事分かるような人は、こんなところ、わざわざ見無くても
分かるとは思うんですが。