太陽黒点数の推移と、地球温暖化

昨日あたり、ここ数年全くと言っていい程太陽黒点が見られない状況だと、とある番組にて報道していました。
数年前から、この傾向は見られているのに、今までに殆どと言って、この事について報道されてないのは
作為的なものを感じます。


現役でHAM・アマチェア無線をしている人ならば、Sunspotつまり太陽黒点による電離層の活性化
については詳しいと思いますが、11年周期で、その数は極大・極小を繰り返します。
今年は、1645〜1715年頃に起きたマウンダー極小期といわれる小氷河期以来、数百年余り続いてきた、
その24回目にあたるサイクル24と言われる11年振りの極大期にあたる筈の年なのですが。
番組では、上記と同じく11年周期で、景気の衰退があるが、相関関係が分からないと言っていましたが
本来King of Hobbyと言われている、アマチェア無線にのめりこんでしまって、仕事をおろそかにする人が
増えるせいではないかと思った程です。もっとも日本では、すっかりアマチェア無線自体が衰退してますけども。


太陽黒点が、そんな昔から(近代の再発見だけでなく古代からも)観測されていたという事を始めて知りましたが
これだけの科学的根拠のある、自然現象があるのに、地球温暖化二酸化炭素が原因だとばかり報道するのは、
やはりその方が、己の利益にとって都合の良い人や企業が多いせいなんでしょうね。
原子力発電の推進の理由付けとか・・・。排出量取引なんてものは、その最たるものだと思います。
同様にオゾン層の破壊についてばかり述べられていますが、オゾン層生成に太陽からの高エネルギーの紫外線や
太陽風等の影響があるのではなかろうかという事は、難しい理論は分からなくとも容易に想像出来るでしょう。
このまま太陽活動の極小期が続くならば、やはり中・長期的には小氷河期となるのかもしれません。
今は、その序章に過ぎないのではないでしょうか、カオス理論でさえ、つい最近になって
実証されたに過ぎませんので、数年間は、エルニーニョ現象ラニーニャ現象のような状態を
繰り返すのではないでしょうか。