SONY NW-X1050と、テクニカATH-CK9の音質

デジタルアンプって事で、ずっと気になっていたものなので、
ようやっと入手出来たので、レビューです。今更ですが・・・。
ATH-CK9は、普通に癖も無くて使い易いと思います。際立って高音質では
無いのかもしれませんが、いろんな意味で疲れません。


今まで、長期間・数ヶ月単位で使ってきたミュージックプレーヤーは
Creative SU70、SONY NW-S615F、NW-S636F、その間にも、
初代iPod iPod shuffle nano victor kenwood IO-DATA Panasonic
など、単体のものだけでも30台以上の台数は入手してきたんですが、
同じ音源を使って、同じヘッドフォンで比較しても、
一部の例外を除き(これは、音質の良し悪しでなく、)
ミュージックプレーヤー単体で、全く音質差というのは、感じなかった
当然ヘッドフォンでの差はかなり有りますけど、そういう事なのですが、
NW-X1050については、明らかに使い始めた直後、差を感じました。
一言で言うと、ストリング系(弦楽器系)の解像度が、
上がっている事に気がつきました。
ただ、それも使い始めて30分も経つと、2台を交互に聞いても
多分ほとんど見分けが付かなくなってしまった、というレベルの違いです。


以前から書いているように、プロのPA音響技術者も、
現場で10分だか30分も経つと耳が慣れてしまい(脳が勝手に調整してしまい)
調整が出来なくなる(ので、その前に行う)という話もあるので、
きっと、そういうものなのだと思います。


手持ちの、もうちょっと音圧感度が良かったり(微細な音も表現される。
その代わりホワイトノイズが耳に付く可能性も)周波数特性が
フラットだったりするETYMOTIC RESEARCH ER-6や、MDR-CD900(STも)
で比べると、もっと差が分かるかもしれません。
後程、追加で試聴してみよう。


やっぱり、ここまで費用掛けたんだから、店頭で聞いただけで、
ずば抜けて透明感の違う、ER-4sとか買わないと、折角のNW-X1050が、
かえって勿体無いのかもしれない。もう1度本気で考えてみよう。